肩こりは、日本では女性の罹患率1位で最も多くの方が気になっている症状ともいえます(男性の肩こりは2位)。
肩や首の筋肉が緊張し、痛みやこわばりを引き起こし日常生活にも大きな支障をきたしたり、仕事のパフォーマンスも低下してしまう肩こりは、本当に厄介ですよね。
今回は以下のような項目になっており、このページを読めば、なぜあなたが肩こりで困っていて、どうすれば治るのかがわかります。
- 肩こりの特徴
- 原因について
- 対策と改善方法
- 高崎しろた整骨院の肩こり治療
早速、肩こりの特徴から見ていきましょう。
肩こりの特徴
肩こりの主な症状は以下のように特徴付けられます。
- 肩や首の痛み・だるさ:肩こりでは、肩や首の筋肉にだるさ、こわばりが生じます。また、その感覚を無視して長時間同じ姿勢を続けると痛みなどへ症状が悪化することがあります。
- 眼精疲労・頭痛・めまいを伴う:肩こりが進行すると、頭痛やめまいなどの症状が現れることがあります。コリが生じている筋肉の緊張が神経や血流に影響を与えるためです。このような首や肩の筋肉コリによる頭痛を緊張型頭痛といいます。さらに症状が悪化すると吐き気なども生じることがあります。
- 肩・首の可動域の制限:肩こりによって肩や首の可動域が制限されることがあります。振り向く・上を見上げる、腕を上げたり回したりすると痛みや違和感が生じることがあります。
- 腕や手の痺れ:肩こりの原因として、筋肉の緊張や骨格の歪みがあり、それに伴い首や肩周囲の神経までも刺激してしまい、結果的に腕や手が痺れることもあります。
- なかなか完治しない:肩こりで悩む人は、「子供の頃から」や「仕事が変わってからずっと」など、長期で悩んでおりそのまま治らないで困っている方が多いのも特徴の一つです。
原因について
肩こりの主な原因は以下の4つです。
- 悪い姿勢
- 長時間の同じ姿勢
- ストレスや緊張
- 運動不足
これからこの4つの肩こりの原因について説明していきますが、これらの全てに共通している根本的な原因は「血液循環」です。
悪い姿勢、同じ姿勢、ストレスや緊張、運動不足などによって最終的に血液の循環に陥り、筋肉に酸素や栄養を送る血液が滞り、不足した酸素や栄養を察知した神経が信号を送り「コリ」や「痛み」として脳が感じるのです。
悪い姿勢
肩こりを根本的に治すためにも、肩こりにならないよう予防するためにも、重要なのは頭や肩が首に対して前に出ないようにすること。つまり、猫背にならないようにすることです。
気づいたらパソコンやスマホの画面に顔を近づけ、首に対し大きく頭が前に出てしまうと、首・背中から肩への筋肉が引き伸ばされます。
いわゆる「凝る」筋肉は、この引き伸ばされ続けることで酸素や栄養が不足し肩こりになるのです。
肩こりの原因となる、頭や肩が前に出て猫背になることで引き伸ばされる筋肉が主に上図の筋肉です。
- 僧帽筋(そうぼうきん)
- 肩甲挙筋(けんこうきょきん)
- 菱形筋(りょうけいきん)
肩こりになりやすい猫背などの悪い姿勢で過ごすことが当たり前になってしまうと、ストレートネックやぽっこりお腹などにも影響します。
長時間の同じ姿勢
肩こりの原因は血行不良で、「筋肉に酸素や栄養を送る血液が滞り、不足した酸素や栄養を察知した神経が信号を送り「コリ」や「痛み」として脳が感じる」とお伝えしましたが、まさにこれは同じ姿勢が長時間続くことで起こります。
いくら「正しい姿勢」を維持できたとしても、同じ姿勢が続くことそのものが血流の低下につながるのです。
ストレスや緊張
心理的なストレスや緊張は、筋肉の緊張を引き起こし、肩こりの原因となることがあります。
緊張感の強い時、例えば映画やスポーツなどでいつの間にか肩に力が入り、脱力と共に肩のこりや疲労感を感じた経験は皆さんあるのではないでしょうか?
運動不足
運動不足は直接全身の血液循環の低下を招きます。
特に肩の関節は膝や肘とは違い大きな可動域があるため、その分大きく動かすことが少ないと肩こりに繋がります。
肩こりの対策と
改善方法
最も重要なのは、引き伸ばされ続けて肩こりになっている、僧帽筋・肩甲挙筋・菱形筋などの症状を感じている筋肉ばかりをマッサージしてしまうことです。
それよりも、縮こまって伸びなくなってしまっている筋肉を伸ばし、疲労の蓄積した筋肉をほぐし、頭と首の位置関係や歪んだ骨格を正すことが、肩こりの根本改善へと導きます。
肩こりの改善方法
- 猫背の原因となっている「縮こまっている」筋肉を伸ばす
- 伸ばされ続けている肩こりを感じている筋肉を解放してあげる
- 全身のバランスを整える
- 本来の正しい姿勢を身につける
僧帽筋・肩甲挙筋・菱形筋などの、引き伸ばされ続けている筋肉たちは、そもそも頭や肩が前に出て猫背が癖になってしまい、前側の大胸筋や小胸筋、鎖骨の周辺の筋肉などが縮こまることで戻りにくくなってしまっています。
まずは猫背によって硬く縮こまったこれらの筋肉がしっかり伸ばすことが猫背や肩こりを根本的に治すには順番として最初に行うべきことなのです。
猫背が癖になっている人は、前の筋肉が縮こまろうと頭と肩を前側に持ってくるので、首の上に頭が乗っかっているような、真っ直ぐな姿勢はしんどくて長時間続けられません。
これらをしっかり開放しながら、全身の歪みやバランスを整え、正しい姿勢を体に再教育すれば、長年の肩こりも卒業できます。
自分でできる
肩こり対策
日常で無意識に肩に力が入ってる方は、意識的に肩に力をいれ(5秒から10秒)その後一気に脱力。これを仕事や趣味、その他日常生活で同じ姿勢が続くときに行いましょう。
また、デスクワークの方は肩を上げることが少ない為、仕事や日常生活中に背伸びするような感じでこまめに両腕をあげるよう意識しましょう。
とにかくじっとせず動かすことが重要です。
高崎しろた整骨院の
治療内容
- 猫背の原因となっている「縮こまっている」筋肉を伸ばす
- 伸ばされ続けている肩こりを感じている筋肉を解放してあげる
- 全身のバランスを整える
- 本来の正しい姿勢を身につける
高崎しろた整骨院では上記の工程を肩こり治療のメニューとして全てご用意しております。
手技、ストレッチ、肩甲骨はがしなども用いて肩こりに関連する筋肉へアプローチし、必要な場合は超音波などの最新機器も用います。全身のバランスもみながら、状態をみて骨盤矯正も行います。
症状が出ている部分だけをほぐしたり、湿布や飲み薬だけなどの治療しか受けてこなかった方は、きっと変化を感じていただけると思います。
肩こりは、慢性化するほど症状も強く、そのほかの症状が出現してくるものです。早い段階でご相談いただくことをおすすめします。