頭痛は主に4種類に分けられます。

  1. 片頭痛
  2. 緊張型頭痛
  3. 群発頭痛
  4. 薬の使用過多による頭痛

今回は、上記の頭痛それぞれの症状や特徴に加え、頭痛のタイプ別の対処方法をご紹介します。

自分がどの頭痛のタイプで、どのように対応すればいいのかがわかります。

また、高崎しろた整骨院での頭痛への治療内容もご紹介していきますので、是非最後まで読んでみてください。

頭痛のタイプ別の
原因と症状

頭が痛くて集中できない

1.片頭痛

全世界に10億人ほどもいるほど多くの方が悩んでいるのが片頭痛です。

片頭痛は若い女性に多く、5人に1人の女性が片頭痛持ちともいわれています(男性は16人に1人)。

片頭痛発作の原因と症状

片頭痛は、脳の視床下部(ししょうかぶ)という部分が原因の一つと言われています。この視床下部が何かしらの影響で三叉神経(さんさしんけい)に炎症を起こし、血管が拡張して片頭痛として感じるようになります。

この視床下部に影響を及ぼすきっかけは、女性特有の月経排卵出産更年期などに加え、寝不足・光・匂い・気候の変化・お酒などもあるといわれています。

拍動性のドクドク・ズキズキした感じの頭痛が片頭痛では特徴的で、激しい痛みを伴い、吐き気光過敏などの症状が現れることもあります。

※片頭痛は、近年になりCGRP(カルシトニン遺伝子関連ペプチド)が原因という可能性が高まっていて、CGRP抗体薬という薬が効果的な結果を出しているようです。

2.緊張型頭痛

頭痛の中でも圧倒的に多いのが緊張性頭痛で、国内で2000万人もの方が悩んでいるといわれています。

緊張型頭痛の原因と症状

緊張型頭痛の原因の側頭筋

肩こり首こりストレートネックなどが原因となることが多いです。また、目の使いすぎ(瞬きが少ない)・パソコン、ゲーム、スマホの使用過多・顎関節症などでの噛み締めによる首や側頭筋の緊張なども緊張型頭痛の原因として挙げられます。

片頭痛のようなドクドク・ズキズキした拍動性の痛みではなく、鈍い痛み・だるさ・締め付けられるような痛みがあります。吐き気や光過敏はありません。

締め付けられるような痛みの正体は、首から直接頭に繋がっている、帽状腱膜(ぼうじょうけんまく)というものの存在です。

帽状腱膜と頭痛の関係

首こりや肩こりの症状がある方は、特に首や肩・背中から頭に直接付着している筋肉が凝っていることが多く、その筋肉は、帽状腱膜と繋がり前頭部まで至ります(上図)。

肩こりの原因の筋肉

首や肩・背中の筋肉が緊張すると神経を刺激するだけでなく、帽状腱膜を引っ張り、結果的に頭が締め付けられる状態になるのです。

後述しますが、高崎しろた整骨院では、これら緊張型頭痛の原因になっている筋肉へのアプローチができるメニューを用意しておりますので、緊張型頭痛でお悩みの方は当整骨院にご相談してみてはいかがでしょうか。

3.群発頭痛

群発頭痛は、20〜40代の男性に発症することが多い頭痛です。

頭の痛みだけではなく、目の奥の激痛などが起こる非常に辛い症状で有名です。

群発頭痛の原因と症状

症状は片側だけで、目玉がえぐられるような激痛が起こり、他には目の充血涙・鼻水が出たりします。

緊張型頭痛の男性

毎日のように起こる群発期が1ヶ月程度あり、それが半年から2年くらいの間隔で繰り返されます。

群発頭痛は、脳や目の奥の神経が刺激されて発症するといわれていますが、はっきりとした原因はわかっていません。

たばこやお酒なども原因ではないかともいわれています。

4.薬の使用過多による頭痛

以前は片頭痛・緊張型頭痛・群発頭痛の3種類が本来の頭痛のタイプ別として分類されていましたが、最近では薬の使用過多による頭痛も加えられ4種類とされています。

薬の使用方による頭痛の原因と症状

発症率は人口の2%で、ほとんどが片頭痛の症状がある女性です。

片頭痛が出現する恐怖で薬(トリプタン)を飲んでいて、服用する回数や量が増えることで脳や神経が過敏になり、さらに頭痛が起こり悪循環に陥ることが原因の1つといわれています。

頭痛のタイプ別
対処方法

大量の薬の服用による頭痛

薬の使用過多による
頭痛・片頭痛

前述の通り、ここ最近CGRP(カルシトニン遺伝子関連ペプチド)が原因という可能性が高まってきており、2021年からCGRP抗体薬が大きな結果を出しています。

片頭痛の対処方法

最近は頭痛専門外来という専門分野が増えています。片頭痛は頭痛専門外来で、CGRP抗体薬を処方してもらいましょう。

緊張型頭痛

緊張型頭痛は、肩こりや首こりが原因になっていることが多いです。肩こりや首こりを根本的に治すには以下のようなことが必要です。

日常生活で気をつけることとしては、目が原因の方は、

  • 目が原因の方:目を閉じる頻度を増やす(睡眠時以外で仕事中や日常生活、ゲーム)。人は集中すると、まばたきを閉じる頻度が少なくなり、常に目を開けてる状態になるため目を開けてると関わる筋肉が硬くなり、結果血流が悪くなるので、とにかく瞬きをする。もしくは5秒でも10秒でもいいから目を閉じる回数を増やす。
  • 目以外の方:パソコン・スマホ使用で下向き作業が長くつづくと首肩周りが硬くなるため、その作業中に反対の動きを入れてあげたり(上を向く)して同じ態勢の時間を減らす。※あくまでこれらは最低限のことなので、改善しなければすぐ当院に来てください。※首周りは神経や血管がたくさんあるためむやみに押すのおすすめしません。

緊張型頭痛の対処方法

  1. 猫背の原因となっている「縮こまっている」筋肉を伸ばす
  2. 伸ばされ続けている肩こりを感じている筋肉を解放してあげる
  3. 全身のバランスを整える
  4. 本来の正しい姿勢を身につける

緊張性頭痛の上記の対処は、高崎しろた整骨院でも可能です。

緊張性頭痛に関連する肩こりの詳細は、以下よりご覧いただけます。

肩こりの症状と改善方法

群発頭痛

群発頭痛は、脳や神経が原因といわれています。この記事を読んで自分が群発頭痛が当てはまっていたら、脳神経外科神経内科を受診しましょう。

群発頭痛は市販の痛み止めでは痛みがおさまらないことがほとんどのため、トリプタンという薬の自己注射を処方されることが多いです。また、酸素吸入もあり、群発頭痛のもう一つの治療方法として保険適用もされています。

たばこや喫煙などを控えることも重要です。

高崎しろた整骨院の
頭痛治療

ドライヘッドスパ

高崎しろた整骨院では、緊張型頭痛に対しての専用メニューをご用意しています。肩こりの根本原因への治療から、帽状腱膜やその周囲の筋肉を直接ほぐすことも可能です。

  • 目使用時に関わる筋肉、頭周り(側頭部(こめかみ)、後頭部、顎関節)、首肩背中周りの筋肉手技で施術
  • 骨盤肩甲骨背骨歪みへのアプローチ
  • 最新医療機器による超音波治療:後頭部から肩甲骨にかけて筋肉(頭頸板状筋、胸鎖乳突筋、肩甲挙筋)
  • 仕事や生活背景に合わせて、同じ体勢にならないようにどのタイミングで体を動かすのか・どう動かして体をリセット(ストレッチ)するべきかの指導

一人一人、症状や肩こりの状態、生活背景の違いに合わせた根本改善を目指す施術を行いますので、お気軽にご相談くださいね。

高崎しろた整骨院のメニュー詳細は、以下からご覧いただけます。